ウメはいずこへ??

今日は園芸研究家ポイ話。
ウメの蕾がそろそろ膨らんできていてもいいはずなのだが、
いかんせん固い。


本来であれば早生のウメはそろそろ開花まじか。
でもなかなか開花する気配がない。


花が出来る段階は大きく分けて2段階ある。
一つは花芽分化(かがぶんか)花芽がいつできるのかということだ。
多くの植物は子孫を残すために花芽をつける。
ウメの場合は7月。
段々と暑くなってきたときに花芽が作られる。


そして花が開花に向かう段階だ。
花芽はある一定期間、寒さに当たるとバーナリゼーション(春花作用)といって
開花能力が誘導される。


しかし今年の冬は1月の終わり急に暖かくなった時期があった。
この時に若干、暖かさに花芽があたったことから、開花が遅れたのではと思われる。
高温や温暖で花が咲かなくなることを、リバーナリゼーション(脱春化作用)という。

あくまでもアタクシの良そうだがいかがかなものか…
はやく咲いてくれ梅の花・・・