政治を考える。
わが国は知ってのとおり間接民主制の国である。
つまり選挙で代表者を選び、その代表者が国や地方自治体をつかさどるのでR。
これがいいか悪いかはどうとして…
はたしてそれがちゃんと機能しているかどうかが問題なのだ。
ロバート・ダールという政治学者がポリアーキーという政治概念を提唱した。
それは政治を「競争と参加」という2つの軸をつかって分析したのだ。
本来民主政治は、競争(野党の批判体制が成立する)と参加(多くの人が政治に関与することが簡単か)
ともに高い水準でなければならない。
つまり仮定として1つの政党が大きい力を持ち、
無理やり政治をすることは本当に民主政治といえようか??ということだ。
世界的に見てもダールのポリアーキ―を満たす国はなかなかない。
もっと多くの人が政治に関心を持ちかかわることができれば、
いろいろな部分で公平で公正な判断ができるのではと思う。
震災の復興を考えるうえでも、ダールのポリアーキ―を少し考えたいところだ。
あっしは大学時代農業経済学科の研究室で、
農業経済学とはあまり縁のない「公共政治経済学」、↑のようなことを研究していたのでR。
研究室のフィールドと全然お門違いな研究を4年間しており、
先輩や同級生・後輩から冷ややかな目で見られていた。
でも今は亡き教授だけが応援してくれていた。